長昆布・厚葉昆布・猫足昆布

釧路地方から根室地方にかけての

太平洋沿岸も昆布の産地。

長昆布・厚葉昆布・猫足昆布という

3つの特徴ある昆布が採れる。

長昆布

名前の由来は、その長さから。

世界の昆布の中でも一番長くなる品種。

長さは15mほどにもなるという。

幅は6~18cm程度。

成長がとても早く、夏の育ち盛りには、

1日で最大13cmも成長する。

海水の流れが強めで、浅めの場所によく生える。

浅いのに長いため、海中はわっさわさ。

生産量も長昆布が一番多い。

出汁昆布としては、

ほのかな甘味のあるだし汁が取れるが、

基本的には向かない。

昆布としては煮えやすいので、

食べる昆布として活躍。

佃煮や昆布巻、おでん昆布などに利用される。

長昆布漁の最盛期は夏だが、

その前の5・6月にとれた物は

棹前(さおまえ)昆布と呼ばれる。

とても柔らかいため、昆布巻きや

サラダ昆布としても食べられる。

厚葉昆布

葉の厚さが特徴となり、この名が付く。

長昆布と同じ地域に生育する。

ガッガラコンブとも呼ばれる。

乾燥した昆布をぶつけると、ガッガッと音がする所から。

長さは2~5mほどで、

その幅は8~20cmくらい。

名前の由来となるほど身が厚く、

端っこでもぶ厚い。

また、全体的に身の波うちもなくスマートな出で立ち。

波が直接当たない、やや深めの所に育ち、

長昆布とは住み分けができている。

出汁は、甘みが少なくやや苦みを持ち、

出汁昆布としては用いられることが少ない。

食べる昆布として利用され、

佃煮、塩昆布、昆布巻きなどがメイン。

おぼろ昆布を作るときにも厚葉昆布が使われる。

漁期前の春に取れる厚葉昆布は、

早煮あつば昆布と呼ばれる。

その身は十分に厚いながらも、柔らかい。

とろける昆布巻きが作れる。

猫足昆布

名前の由来は、付け根の部分。

付け根の部分を乾かすと、

猫の足に似た形になることから。

長さは3mくらいに成長。

幅は5cmほどと細い昆布。

粘りの量がとても多く、甘みも強めのため、

出汁昆布には使われない。

とろろ昆布やおぼろ昆布などに適していて

強いとろっと感を出してくれる。

ほそく刻んで、なっとうこんぶとしても食べられる。

猫足昆布の根元・根昆布は、粘り気が更に強く、

昆布水を作ればすんごい粘りを実感できる。

健康のために、昆布水を作って飲む人もいる。

関連名物

真昆布

北海道南西部の渡島半島東部が主産地

羅臼昆布

北海道東部、知床半島でだけ取れる

利尻昆布

北海道の北端、稚内からオホーツク海沿岸

日高昆布

北海道南部の日高地方沿岸が主産地

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北海道の水産物

北海道の水産物/十勝・釧路・根室

外部リンク

こんぶネット

日本昆布協会のサイト

北海道の昆布

北海道ぎょれんのサイト

ナガコンブ

北海道庁のページ

ガッガラコンブ(アツバコンブ)

北海道庁のページ

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