散布のうにっぷ

浜中町は昆布の名産地。

おいしい昆布を食べて、良いウニが育つ。

ウニ養殖も行われ、その評価は高く、ブランド化もされる。

浜中の天然ウニ

広い海岸線を持つ北海道浜中町。

根室と厚岸・釧路に挟まれた場所に位置する。

町には浜中漁協と散布漁協、2つの漁協がある。

散布は”ちりっぷ”と読む。

アイヌ語で湿地を意味するチリップに当て字したもの。

浜中町には広大な霧多布湿原があり、

海岸のすぐ近くまで湿原が広がる。

浜中の海には湿原からの栄養が流れ込み、

道内でも有数の昆布生産地となっている。

昆布のよく育つところは、

昆布を主食とするウニも良く育つ。

浜中町でも天然のエゾバフンウニが名物。

浜中町でのウニ漁は、寒い11月から3月の間。

夏から秋にかけて育ったウニが、

冬になると味も濃厚なウニとなる。

浜中町では漁師が潜水服を着て、

海底に潜って獲る潜水器漁が行われる。

漁による資源量の変動も大きいため、

稚ウニを放流し、水揚げ量の安定化も図られる。

浜中の養殖ウニ

浜中町の前浜では昆布が良く育ち、

ウニもまた良く育つ。

しかし天然物であるため、

漁獲量や品質の安定という面では、

大自然のご機嫌次第というところがある。

漁をするのも大変で、天候や海の荒れ具合によっては、

出漁できない日もよくある。

浜中町では1990年代から

ウニの養殖事業に着手。

試行錯誤を重ね、安定化に成功。

波の穏やかな火散布(ひちりっぷ)沼での養殖から、

外海での養殖へと規模も拡大していった。

浜名課長でのウニ養殖は、

秋に種苗生産施設から稚ウニを受け取り、

円筒状の網カゴに入れて育てる。

養殖ウニには地元の昆布が与えられる。

ウニは雑食性だが、良い昆布を集中して与えることで、

良い味のウニが安定して出荷できる。

またウニは真水に弱いため、雨や海の状況を見て、

養殖籠の水深を調節する必要もある。

外海に面した養殖場所では、

カゴにアンカーをつけ流されないように配慮。

ウニの大きさに合わせ、カゴの網目の大きさも変更、

成長に応じて入れ替えられる。

約2年の養殖期間を経て、殻の大きさが

4.5cm以上の出荷レベルまで成長したウニは、

9月からの秋と、3月からの春を中心に出荷される。

浜中町漁業の主力であった昆布漁も、

輸入物との競争や需要の低下など厳しい状況だったが、

その昆布を利用し高価値のウニを育てることで

新たな活路を見出せるようになった。

養殖ウニのブランド化

ブランド化にも着手し、知名度アップにも努める。

2013年には、特産となった養殖ウニを「うにっぷ」と命名。

うにっぷ=うに+散布(ちりっぷ)

町の名物として、品質のよい安定した供給、

さらに出荷量増加、を目指し活動が行われる。

うにっぷの出荷は9月に始まる。

この時期は、他のウニ産地では、

産卵時期と重なるため出荷量が少ない。

浜中町では、水深を変更することで養殖水温を調節し、

産卵時期をずらすことで、他産地で出荷できない時期に

市場へとウニを出荷できる、という強みを持つ。

出荷前には与える昆布量をコントロールし、

加工にちょうどいい身のしまりにする工夫も行われる。

昆布をしっかり食べて育ったウニは、見事なオレンジ色。

色の濃さに負けず、味も濃厚。深い味わいを持つ。

安定した味と鮮やかな身の色、

大きさも均一のウニを出荷できることもあり、

市場での評価は高い。

漁協ではウニの加工品も手がけている。

高品質の瓶入りウニ、「寿つぶうに」は、

見事な粒立ちでまるで割りたてのよう。

9月に開催される「きりたっぷ岬まつり」でも活躍。

旬始めのウニ掴み取りや殻割体験などが出来る。

ほかに、さんま掴み取りや秋鮭掴み取り、

抽選会などの催しも行われる。

旬の特産品の販売や食べ物の出店もある。

関連名物

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