春国岱のアサリ

北海道の根室市と別海町の間にある風蓮湖。

広大な湿地をもつ汽水湖で、野生動物・野鳥も豊富。

湖と海を隔てる砂州・春国岱の付近は干潟が広がり、

アサリなど貝類の宝庫にもなっている。

風蓮湖について

風蓮湖(ふうれんこ)は、

北海道東部の別海町と根室市の間にあり、

北海道の汽水湖としては3番目の大きさをもつ湖。

複雑な形の外周は96kmにも及ぶ。

周囲には自然豊かな湿原が広がり、

野鳥・渡り鳥・野生動物・草花の宝庫。

野付風蓮道立自然公園の一部であり、

ラムサール条約の登録湿地にもなっている。

湖部分と根室海峡とを隔てるのが、南北から伸びる砂州。

北の別海町側から伸びるのが走古丹(はしりこたん)。

南の根室市側の砂州が、春国岱(しゅんくにたい)。

春国岱について

春国岱(しゅんくにたい)

その名前の由来はアイヌ語で

エゾマツ林を意味する「シュンク・ニタイ」。

それに当て字したもの。

その名の由来通り、砂州というよりも

水面に浮かぶ森といった風景が広がる。

長い時間をかけて砂が堆積して出来た3列の砂丘で、

三つの細い島が連なって並ぶような感じ。

長さは8km、最大幅は約1.3km

標高はほとんど無く、わずかに3m程度だが、

砂浜、草原、森林、湿原、干潟など多様な環境を持つ。

ここのアカエゾマツの森は、海岸近くの

標高の低い場所にあるということで、かなり珍しい存在。

その環境の特有さから、草花の植生も多様。

5月から8月にかけ多くの花が咲きほこる。

有名なハマナスの群落は3kmにも及び、

日本国内で最大級となっている。

場所により落葉広葉樹林と針葉樹林が住み分ける。

野鳥の種類も凄まじい。

低地の野鳥以外にも、高地に住む野鳥や

海辺ゆえの海鳥に、季節の渡り鳥と、多種多様。

希少なところでは、オジロワシ、オオワシ、

クマゲラ、シマフクロウなどの生息も確認されている。

オオハクチョウやタンチョウの姿も見られる。

湿原のエサの豊富さや隠れやすさなどから

エゾシカ、キタキツネ、エゾリス、エゾモモンガなどの

野生動物の良い生息地にもなっている。

春国岱のアサリ

干潮時には広い干潟が姿を見せる春国岱。

干潟といえば貝類の良い漁場。

根室市の根室湾中部漁協では、

風蓮湖や温根沼での貝を対象とした漁も盛ん。

汽水湖の特性である栄養の豊富さ。

海と陸の水が混じることでプランクトンが良く育ち、

それを食べる貝類も良く育つ。

北の冷たい水の中、ゆっくりと育ったアサリは、

その大ぶりさが自慢で味も濃い。

北海道らしい貝、ホッキガイも良く育ったものが獲れる。

伝統的な手掘り漁で漁獲を制限し、資源維持にも努める。

漁獲量は多くなく、地元メインでの流通ながら、

その大きさ・味わいは確かなもの。

4月下旬から7月頃までに開催されるのが、

春国岱での潮干狩り。

根室の春の人気レジャーとなっていて、

多くの人が貝堀りを楽しむ。

潮の状況により時間が変わるため、

行くときは事前の確認を忘れずに。

また、頑張りすぎて腰を痛めないように御注意。

外部リンク

根室湾中部漁協

漁協の紹介

根室市

自治体公式サイト

根室市観光協会

観光・イベント・特産情報など

Google検索 「春国岱 アサリ」

関連名物

根室のサンマ

サンマ水揚げ日本一

落石しお風さんま

落石漁協のサンマブランド

一本立ち歯舞さんま

歯舞漁協のサンマブランド

根室のハナサキガニ

北海道東部限定の名物カニ

はぼまい昆布

色々取れて、加工品の展開にも力を入れる

風蓮湖のコマイ

冬季の氷下待網漁が有名

サイト内リンク

北海道の名物TOP

北海道の水産物

北海道の水産物/十勝・釧路・根室

タグ: ,