礼文島のウニ

ウニといえば、北海道の海を代表する名物。

日本海の北に浮かぶ礼文島もウニ産地として有名。

美味しい昆布で育った2種類のウニが楽しめる。

食の安全にこだわり、加工品生産にも力を入れる。

礼文島

稚内市の西部にある島で、利尻島の北西にある。

名の由来はアイヌ語で、レプン・シリ(沖の島)から。

逆三角形のコップのような形をしていて、

中央には標高490mの礼文岳がある。

日本海北部に浮かぶ島で、

高緯度にある島という特殊な環境と

強い寒流の影響により、かなり寒め。

標高の低い場所でも高山植物が植生。

島の中でも気候状況が変わり、

西側は特に寒流の影響を受けやすい。

春から夏にかけて、各所で多くの花が咲き乱れ、

島の別名は「花の浮島」。

礼文岳も登山しやすい山なので、

島には登山や花めぐりのために

夏を中心に多くの観光客が訪れる。

礼文 昆布 ウニ

礼文島は四方を海に囲まれる。

付近は海流が盛んに交わる海域。

北からの冷たいリマン海流と

南からの温かい対馬海流が交差する。

海流の交わりは豊富なプランクトンを育て、

それが魚の餌となり、良い漁場を形成する。

そのため、礼文島・利尻島の付近は、

北海道でも屈指の漁場となっている。

さらに礼文島の周りには昆布が生い茂る。

利尻昆布という名で有名で、

礼文の昆布は利尻島に並び、高級品として扱われる。

昆布漁は7月ごろから始まり、家族総出での加工が行われ、

島の重要な産業となっている。

昆布がよく育っている場所は、

藻場と呼ばれ多くの海の生物を育てる役割も持つ。

ウニも藻場で生活し、昆布などを食べて育つ。

イイ昆布の育つ礼文島は良いウニが獲れるところとしても有名。

その水揚げ量も多く、利尻島のウニと合わせ、

北海道全体の2割3割を占める。

漁の状況次第で、全体の価格にも影響を及ぼすほど。

北海道の名物料理となっているウニ丼も

礼文島が発祥地といわれている。

鮮度と量があってこそ生まれたグルメ。

礼文島では2種類のウニが獲れる。

エゾバフンウニ(ガンゼとも呼ぶ)。

ずんぐりした形で、身はオレンジで濃厚な味わい。

もう一つが、キタムラサキウニ(ノナとも呼ぶ)。

トゲが立ち、身は黄色であっさりした味わい。

礼文島のウニ漁は、

だいたい初春から秋口にかけて。

キタムラサキウニが3月から9月ごろまでと長く、

エゾバフンウニは6月から8月と短め。

最盛期は7月頃となる。

重要な漁獲品種であるので、

稚ウニ放流や養殖、漁期や量・サイズの設定、

漁場の維持管理などもしっかり行われる。

ウニのシーズン、昆布のシーズン、観光シーズンと

いろいろ重なる礼文の短い夏。

祭りやイベントも多く開催され、一年で最も賑わいを見せる。

礼文のウニ加工

獲れたウニは出荷されるわけだが、

札幌・東京・大阪など大きな消費地からは

距離的にも時間的にも遠い礼文島。

長距離の輸送にも耐えられるよう

ウニの加工に力を入れている。

ウニは鮮度の高いまま、塩水パックや瓶詰ウニにされる。

加工の安全性にもこだわり、

加工工場ではHACCPも導入されている。

入荷から出荷までの各工程の中で、

問題が起こりやすいポイントを把握・対処し、

作業マニュアル等を作り、継続的に確認を行う。

作業内容だけでなく、そこで働く人の健康状態や

衛生管理なども必要になってくる。

港から加工場へ、加工場の中、加工場から消費地への輸送など

一連の流れを管理することで、食の安全・信頼につながる。

工程・作業内容等がわかっていれば、

いざ問題が起きたときに対処もスムーズ。

さらに、付随して作業の効率化も図れる。

食の安全が求められる現代、しっかりやっておいて問題なし。

日本食の広まりにより、礼文のウニが昆布とともに

世界に羽ばたく可能性も大いにある。

輸出となると条件が厳しくなることが多々あるので、

期待を胸に今のうちから準備しておくのも良い。

外部リンク

香深漁業協同組合

漁協の紹介

船泊漁業協同組合

漁協の紹介

礼文町

自治体公式サイト

礼文島観光案内

観光情報やイベント情報など

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