北海道のムギ生産

日本の穀倉地帯、北海道。

梅雨のない気候により小麦に適し、

日本での生産の6割以上を作る。

麦類についての浅い情報や

北海道での小麦品種などを紹介。

名物一覧での現在地
北海道の名物農産物ムギ

麦類

ものすごい昔から食用。

小麦・大麦・ライムギ・

エンバクなどが有名。

イネ科の植物で、

乾燥には強いが、収穫期の

雨や多湿には弱いものが多い。

世界中で作られ、

各地の主食となり、

色々な料理が作られる。

小麦

主流なのは、秋まき小麦。

発芽のために冬を越える必要があり、

秋に撒いて冬を越し

春に成長、夏に収穫する。

春に種をまき、夏に成長、

秋に収穫というのもある。

春まき小麦と呼ばれる。

冬が厳しかったり、収穫期に

雨が重なる所での栽培に向く。

小麦の種子を製粉したものが小麦粉。

タンパク質のグリアジンとグルテニンを

含み、それが水と合わさると

粘り気のあるグルテンになる。

これらの成分の量や性質により

区分され、使われる料理も違ってくる。

超薄力粉・薄力粉:グルテン少なめ、

生パスタ・ケーキ・お菓子作り向け。

中力粉:すこし粘り気がある、

うどん・お好み焼き・タコ焼きなど。

強力粉:グルテン豊富でもっちり、

パン・中華麺・乾燥パスタなど。

多くの地域で主食となり

輸出品としても重要なため、

各地で多様な品種が開発され、

用途により使い分けされる。

他のムギ類をパンにするときに、

ふくらませるため混ぜることも多い。

大麦

二条大麦と六条大麦が有名。

京都の地名っぽいが違う。

オオムギの穂は6列あり、

その6列すべてが実となる六条大麦、

6列中2列にだけ実がなるのが

二条大麦、という違い。

画像検索するとわかりやすい。

二条のほうが実が大きくなるが、

六条の方が収量は多い。

ビールやウイスキー、

ウォッカ、日本では焼酎など、

お酒の原料として使われたり、

シロップの原料にもなっている。

食用としての用途もあり、

伝統菓子の原料にもなる。

二条大麦はビールの原料として

重要な存在。粒が大きく揃っていて、

醸造しやすいのだとか。

六条大麦は主に食用とされ、

お米と混ぜて麦飯などにされる他、

麦茶としても使われる。

籾殻をはがしやすいハダカムギ、

と呼ばれるものもあり、

麦飯や麦味噌の原料となる。

ライムギ・エンバク

ライムギは、ロシアや東欧、

北欧などで育てられるムギ。

より寒さに強い品種で、

小麦が育ちにくい所でもOK。

日本での食用生産はほとんど無い。

黒っぽいライムギパンが有名。

イースト菌ではなく、サワー種を使う。

乳酸菌と酵母主体のパン種で、

ライムギパンの特徴である

独特の酸味を生み出す。

パンにしてもあまり膨らまないので、

パン用小麦を混ぜて、

食べやすくしたものも多い。

エンバクは、冷涼は好きだが

寒さにはそんなに強くなく、

水もかなり必要で乾燥に弱め。

土地の状況には幅広く対応する。

わがままな良い雑草って感じ。

飼料や緑肥としての栽培が多い。

若葉は猫草としてニャンコに人気。

日本でも栽培されるが、

食用となるのは、ほんの一部。

オートミールやグラノーラ、

ミューズリーの原料として有名。

その実(種子)は、

栄養成分や食物繊維が豊富で、

健康的な食材として人気がある。

日本のムギ生産と北海道

日本でも小麦を始め、

ムギ類は古くから生産されていた。

各地の伝統料理・菓子に

小麦や大麦を使ったものが残る。

収穫期に梅雨がぶつかるため、

日本での栽培はなかなか難しい。

日本での主な産地

小麦

北海道・福岡・佐賀・群馬・愛知

二条大麦

栃木・佐賀・福岡・岡山・北海道

六条大麦

福井・富山・栃木・茨城・石川

北海道と小麦

小麦に関していえば、

梅雨の無い北海道での生産が、

日本全体の6割以上を占め、

55万トンほどを生産する。

その北海道内でも、

十勝エリアとオホーツクエリアでの

生産が多めとなっている。

大部分は秋まき小麦だが、

十勝以外では春まき小麦も

結構な量が作られている。

年ごとに畑に植える農作物を

変える農法、輪作での栽培が中心。

土地の健康度を維持し、

連作障害や病気などの予防になる。

マメやジャガイモ、テンサイなどと

組み合わせてローテーションする。

北海道の小麦品種

品種も様々あり、その性質により

パン向け・うどん向けなど色々。

特にパン向けの需要が高く、

品種開発においてもその影響がある。

平成に入り、その改良具合も

急激によくなり、海外産にも

負けない品質の小麦が出ている。

10~20年ほどで新品種へと

変わっているようなので、今後も

品種勢力図は変化すると思われる。

お菓子向けの薄力粉となる

品種の開発にも期待がかかる。

スイーツ大国北海道ですし。

以下、北海道での主な品種。

ホクシン→北ほなみ

秋まき・中力・うどんやパンに。

現在の中心的品種。

ゆめちから

秋まき・超強力・パン向け。

勢力急拡大中。

ハルユタカ→春よ恋

春まき・強力・パンや麺に。

春まき小麦のメイン。

キタノカオリ

秋まき・強力・パン向け。

はるきらり

春まき・強力・パン向け。

北海道の他ムギ類

北海道で生産される大麦は、

ビール向けの二条大麦。

網走での生産が多い。

オホーツクエリアや上川エリアの

富良野付近で生産される。

北海道でもライムギ・エンバクが

育てられるが、食用としては

ほんの少しが作られているだけ。

青草を飼料にしたり、そのまま

トラクターで耕す緑肥としての

用途がほとんど。

需要が伸びれば食用も増えるかも。

外部リンク

ホクレン

北海道農業について色々

北海道

道庁の公式サイト

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