北海道の大豆生産

農産物豊富な北海道。

その栽培を支える輪作において

柱となる品種の一つ、大豆。

生産量も多く、全国の3割を占める。

品種紹介や利用方法なども

ついでに紹介。

名物一覧での現在地
北海道の名物農産物豆類

大豆について

古くから食用として活躍してきた。

味噌・醤油などの調味料や

豆腐や納豆などの食品になり、

日本の食文化に根付く。

モヤシや枝豆も

大豆の利用方法の一つ。

たんぱく質が豊富で肉に匹敵するが、

加工・調理により吸収率が変わる。

他食材との食べ合わせも大事。

生だと毒性があるので注意。

十分な加熱により

だいたい大丈夫になる。

発祥は東アジア。中国や韓国、

東南アジアでも食用として活躍する。

南北アメリカなどでも

スゴイ量が生産されるが、

大部分は大豆油の搾油用。

日本でも多くが大豆油となる。

割合でいうと8割が油用。

搾った後の大豆粕も栄養豊富で、

飼料として重要な存在。

日本での需要量は500万トン。

対する国内生産は22万トン。

需要に対し国内生産が追い付かず、

かなりの量が海外から輸入される。

北海道での生産

日本でも古くから栽培され、

現在も全国各地で作られている。

北海道では、明治の開拓期から

本格的に大豆生産がスタート。

北海道の気候風土に合わせた

品種改良や農法・収穫法の改良、

さらに農地改良も行われ、現在では

日本一の大豆産地となっている。

豆類は、連作障害が出やすく、

続けて栽培・収穫は難しい。

広い土地で複数の作物を

ローテーションする「輪作」での

対応が効果的。

その輪作体系の柱として、

小麦・ジャガイモ・テンサイと並び、

基幹作物として生産される。

その畑も広大なため省力化が重要。

本州では見られないような

大型コンバインなどでの収穫が

行われるのも北海道の特徴。

大豆は全国で22万トンが生産され、

そのうち北海道だけで7万トンと、

約3割を占めている。

エリア別では、

空知:20,000トン、

十勝:16,000トン、

上川:14,000トン、

他合計:20,000トン、といった感じ。

他県では、宮城県や

佐賀県・福岡県などが多い。

品種

大豆の品質や見た目だけでなく、

北海道で栽培しやすいよう

色々考えられた品種改良が行われ、

たくさんの品種が育てられている。

冬が早く来るので早生化,

寒さ対策の耐冷性向上、

害虫のダイズシストセンチュウや

ダイズわい化病への耐性向上、

コンバインでの機械収穫への対応、

などが挙げられる。

食用大豆は大きく分けると

大粒・中粒・小粒・黒大豆(黒豆)。

大きさなどにより用途も変わる。

北海道での食用大豆生産量は、

大粒:5,000トン

中粒:15,000トン

小粒:6,000トン

黒豆:3,000トン といった感じ。

以下、現在北海道で

栽培されている大豆の品種。

<大粒大豆>

「トヨムスメ」

大粒大豆のメイン品種。

ショ糖含有量が多いため、

甘みが強め。煮豆や豆腐に向く。

他に「音更大袖」「ユウヅル」

「ゆめのつる」「トヨハルカ」など。

一番大きいのは「タマフクラ」。

<中粒大豆>

「ユキホマレ」

作付トップ。これだけで1万トン越え。

寒さに強く、収穫も早め。

コンバインでの収穫もOK。

煮豆、納豆、味噌原料となる。

他に「ユキホマレR」「トヨコマチ」

「とよみづき」「キタムスメ」など。

<小粒大豆>

「ユキシズカ」

栽培面・収穫面に優れる。

小粒大豆のメイン品種。

おいしい納豆となる。

「スズマル」

ユキシズカの前世代。少し大きめ。

高品質で、こちらも納豆向き。

<黒大豆(黒豆)>

「いわいくろ」

現在の主流、ほぼコレ。

大粒で光沢のある黒豆。

煮ても見た目が良く、

食感・風味・味わいよし。

煮豆や菓子などが作られる。

「光黒」

ひかりくろ。いわいくろの前世代。

成長の違いにより中生・晩生がある。

今ではかなり生産が少ない。

品種改良技術・スピードも

時代を追うごとに向上。

数年後には、勢力図が

変わっているかも。

使い方

色々あるので一部紹介。

食用としては、日本をはじめ

アジア東部での利用が盛ん。

発酵させるものも多い。

大豆油

大豆のメイン用途。

クセが無く使いやすい。

マヨネーズやマーガリンなどにもなる。

大豆粕

油を搾った後の大豆。

栄養がたっぷり残るため、

牛や豚を育てる飼料として重要。

味噌

大豆・米や麦・塩・麹により

作られる発酵食品。

旨み成分が豊富な保存食。

日本の食文化のベースな食材。

北海道も味噌生産量が多い。

醤油

大豆・小麦・塩が原料。

麹菌だけなく、乳酸菌や酵母などを

フル活用した熟成が特徴。

こちらも日本食で重要な存在。

生産は千葉県・兵庫県が多い。

納豆

蒸し大豆と納豆菌で出来る。

たんぱく質豊富で吸収も良い。

香り・粘りが特徴的。

豆乳

大豆を液状にし濾したもの。

中国や東南アジアで一般的。

日本だと健康飲料なイメージ。

豆腐

豆乳をニガリなどで固めたもの。

大豆と水の質が味に直結する。

食用大豆では一番多い用途。

東アジア・東南アジアでも一般的。

堅さや大きさなどバリエーション豊富。

油揚げやがんもどき、

ハンバーグなどにもなる。

おから

大豆から豆乳を搾ったあとの粕。

栄養や食物繊維たっぷり。

たくさん出るので活用方法も

いろいろ試されている。

きな粉

炒った大豆を粉状にしたもの。

お餅に付けたり、お菓子にしたり、

牛乳等に混ぜて飲まれたりする。

煮豆

水煮した大豆を調理したもの。

甘いものやおかずになるものなど

バリエーションも豊か。

揚げ大豆

油で揚げてもおいしい。

そのままサクサクを楽しんでも

タレなどで和えるのも良い。

トウチ

中国南部エリアの調味料。

黒大豆を麹などで発酵させて作る。

旨み・風味・コクを持ち、

麻婆豆腐や炒め物などに使う。

ケチャップマニス

インドネシアの甘めなソース。

大豆などを発酵させて作られる。

多くの料理に使われる。

テンペ

インドネシアの醗酵食品。

大豆などをテンペ菌というものを用い

発酵させた食品。ブロック状。

炒め物や煮物など使い方は様々。

スープ・煮込み料理

南米などのメイン料理方法。

他の豆と一緒に煮込まれる。

外部リンク

北海道の麦と豆とそばのページ

北海道庁サイト データやリンク

ダイズ

wikipediaでの紹介ページ

豆類協会

豆類について幅広く紹介

北海道

道庁の公式サイト

GoodDay北海道

観光やイベントの情報

Google 検索

「北海道 大豆」

「大豆 使い方」

名物一覧での現在地
北海道の名物農産物豆類

タグ: ,