ジャガイモの害虫と病気

ジャガイモ。寒い土地や

痩せた土地でも育ってくれる作物。

同じ畑で続けて育てると、

連作障害が出やすい品種でもある。

主な害虫や病気を紹介。

名物一覧での現在地
北海道の名物農産物根菜類ジャガイモ

ジャガイモと連作障害

同じ畑に同じ作物を植える(連作)と

土壌の栄養バランスが崩れ、

害虫や病気も発生しやすくなる。

これが連作障害。

ナスの仲間は、連作障害が重い。

ジャガイモはナス科ナス属なので、

連作に弱い作物。

ナス・ジャガイモの他に、

トマトや唐辛子もナスの仲間。

その被害はかなり大きいため、

防疫がとても大事な品種。

輸出入の規制が厳しく、

基本的にその国のジャガイモは、

その国でだけ食べられる。

海外旅行の際にはジャガイモを始め

その土地の作物を見て、

食べてみるのもいいかも。

ジャガイモと害虫

小さな線虫(センチュウ)が有名。

寄生されると、成長が阻害され

収量が激減してしまう。

<ジャガイモシストセンチュウ>

ジャガイモの大敵となるセンチュウ。

ジャガイモ原産地のペルー生まれ。

アカザ属とナス科植物に寄生する。

トマトや唐辛子も寄生対象。

メスは大量の卵を抱えたまま、

嚢胞(シスト)となる。

シスト化すると、とても頑丈になり、

さらに10年ほども休眠できる。

一旦広まると根絶はかなり困難。

世界各地に被害地域は拡大、

大きな問題となっている。

日本にも1970年代から確認され、

各ジャガイモ産地で猛威を振るう。

ジャガイモの品種改良において、

抵抗性に重点を置かれる害虫。

抵抗性のあるジャガイモを植えると、

卵からふ化するも寄生できずに、

センチュウは餓死する。

<ジャガイモシロシストセンチュウ>

ジャガイモシストセンチュウに類似。

これもまた同様に厄介な存在。

2015年に北海道でも確認された。

他に、葉を食べるコロラドハムシや

アブラムシの仲間も害虫とされる。

ジャガイモと病気

ジャガイモのかかる病気もたくさん。

原因も色々ある。腐るタイプが多い。

<ウイルスが原因となる病気>

モザイク病(葉が枯れてしまう)、

ジャガイモやせいもウイロイド

(成長してくれなくなる)、

などがある。

<細菌が原因となる病気>

軟腐病(腐ってドロドロ)、

輪腐病(輪切りにすると腐敗黒線)、

黒あし病(根元から腐らせ枯らせる)、

そうか病(外皮がカサブタ状になる)、

などが挙げられる。

<カビの病気(糸状菌病)>

アイルランドのジャガイモ飢饉で

猛威を振るったのがジャガイモ疫病。

茎や葉が枯れ腐り、地中の

塊茎部分も褐色になり腐敗する。

他に、

黒あざ病(表面に黒い粒ができる)、

炭そ病(黒斑点が広がり腐る)、

乾腐病(外皮は乾いて中が腐る)、

がんしゅ病(癌種がいっぱいできる)、

粉状そうか病(カサブタが広がる)、

など色々とある。

それぞれの病気で

かかりやすい条件などがあるが、

健康な種芋を使う、

輪作と休閑をしっかりと行い

土壌の栄養バランスを維持、

堆肥の適正量に気を付ける、

水はけのよい状態にする、

雨の時期や高温な時期に注意、

見つけたらすぐ取り除く、

などの予防・対応が行われる。

外部リンク

ジャガイモ

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