芽室町のジャガイモ

北海道の十勝にある芽室町。

十勝平野の中西部という立地を

最大限に活かした、農業の町。

ジャガイモもたくさん作られ、面積・

収穫量は北海道でもかなり上位。

名物一覧での現在地
北海道の名物農産物根菜類ジャガイモ

町の紹介

芽室(めむろ)町。

北海道の道東・十勝エリアにあり、

帯広市の北西側に隣接する。

帯広市のベッドタウンとして

市街地も充実、人口も増加傾向。

十勝平野の中西部にある町で、

畑作や酪農が盛んなところ。

スイートコーンが有名で

作付面積・収穫量で全国トップ、

地元グルメも考案されている。

ゴボウの作付も多く、道内トップ。

ゲートボールの発祥地でもある。

芽室と農業

スイートコーンの有名な芽室町。

面積や量でいえば、

小麦・ジャガイモ・豆類・テンサイの

輪作主要作物の生産が中心で、

作付面積・収穫量でも

北海道内の上位にランクしている。

自慢のスイートコーン、

道内トップのゴボウ、

ブランド化の進む長いも、が続く。

他に、カボチャ、キャベツ、

アスパラガス、タマネギ、ユリ根、

ダイコン、菌床シイタケ、など

色々な農作物を生産している。

酪農・畜産業でも、

乳牛・肉牛・養豚・養鶏と

幅広く行われている。

種類も量も豊富な農業の町である。

芽室とジャガイモ

色々な作物を育てる芽室町。

ジャガイモは、小麦に続く広さで、

3,000ha以上の栽培面積を持つ。

隣の帯広市に続く道内2位の広さ。

収穫量も10万トンを超え、道内3位。

出荷量は少し減るが、それでも

9万トン以上を出荷。道内4位の規模。

ひとくちにジャガイモといっても、

品種も様々あり、用途も違ってくる。

需要に対応するため、芽室町では

14種類ものジャガイモを栽培する。

多いので、主なところを紹介。

(料理向け)

「めむろメークイン」

イギリスからやってきたジャガイモ。

戦後、十勝で栽培安定化に成功、

以来長きにわたり主力となる。

涼しい気候とふんわりめの土壌が

その栽培・成長にマッチする。

かなりのベテラン品種で、

病害虫に弱めなので、しっかりとした

土壌の管理を行い、土の健康を

保つことが、高い品質での

収穫・出荷につながってくる。

煮崩れのしにくさが特徴で、

煮物やシチュー、カレーに向く。

西日本での人気が高い。

地域団体登録商標も取得している。

保存時は日光に当てないように。

皮が緑化、毒性をもちやすいので。

「マチルダ」

スウェーデンから導入した、

なかなか新しめの品種。

芽室町では、種芋・栽培・選別・出荷、

その一連の流れを一貫して行う。

これは日本でも芽室町だけ。

育つのに時間がかかり収穫は遅め、

冬の到来とともに出荷が始まる。

病気には強めの品種なので、

減農薬栽培が行われている。

比較的小さめな品種で、丸っこい形。

外皮はザラザラしていて、キウイ的。

料理に使うときの特徴としては、

ホクホク感ありつつ煮崩れにも強め。

男爵イモとメークインの中間くらい。

規格未満の大きさでも味は良いので、

皮つきのフライドポテトや

ポテトサラダなど、加工にも使える。

工場で加工され冷凍食品として

出荷される割合が高め。

崩してよし、煮込んでよし、

加工もよし、の器用なジャガイモ。

「めむろとうや」

とうや、というジャガイモの品種。

名は北海道の洞爺湖にちなむ。

平成に入り登場した品種で、

強力な害虫・シストセンチュウに

抵抗性を持たせたのが強み。

収穫期が早く訪れる品種で、

9月には出荷がスタートする。

形は男爵イモっぽい丸みを持つが、

へこみは少なく、調理しやすい。

食感はなめらかさがあり、

煮崩れもしにくいジャガイモ。

見た目が男爵、中はクイーン、な感じ。

これも日光に当てないように。

毒性を持ちやすいので保存に注意。

(加工向け)

ジャガイモといえば揚げ物。

ポテトチップスが有名。

十勝はカルビーのポテトチップスの

原料産地として強いつながりを持つ。

芽室町でもカルビー向けに

ジャガイモを出荷している。

品種は焦げにくさが特徴。

メイン品種の「トヨシロ」を軸に

「スノーデン」「きたひめ」などの

黄白色~白色の果肉タイプが中心。

他に、果肉の赤いノーザンルビー、

果肉の紫なキタムラサキ、の

カラフルポテトも栽培・出荷している。

品種による保存期間の違いも利用し、

長い期間にわたり出荷が出来るよう

色々な品種を育てている。

「北海コガネ」

加工向け品種のホッカイコガネ。

メークイン的な長めの形。

果肉は黄色っぽい感じ。

煮崩れにかなり強く、

メークインよりも強力なほど。

中に空洞ができにくい品種。

調理後の変色も少ない。

フレンチフライ、コロッケに向く品種。

芽室町では、北海コガネ生産組合を

作り、栽培・出荷している。

京極町の会社、パイオニアフーズに

送られ、フレンチフライなどに加工、

日本各地へと出荷される。

(デンプン向け)

ジャガイモに豊富なデンプン質。

これが多めな品種は、収穫後、

すりつぶしてデンプン質を取り出し、

乾燥させ、片栗粉などに加工される。

麺類や練り物にまぜて使われたり、

デンプンを糖化させて甘味料として

使われたりと、地味に重要な存在。

芽室町でも、コナフブキという品種が

育てられている。

その他

加工品もいくつか。

レトルトカレーの「十勝めむろカレー」。

芽室名物のマチルダを使用。

コロッケや皮つきフライぽてと、

ポテトサラダベースなどもある。

芽室町のコミュニティバスは、

「じゃがバス」。

芽室町には、大正時代に

建てられた赤レンガ倉庫も現存。

場所は芽室駅の近く。

現在は倉庫の役目を終え、

商業・文化スペースとして活用。

食文化にアートを組み合わせた

展示も、春~秋に行われている。

冬も間近の11/23には、

芽室町の秋の食イベント、

「めむろ収穫感謝祭」を開催。

マチルダ詰め放題が人気。

芽室の色々な農産物が販売され、

食べ物のコーナーも充実。

外部リンク

JAめむろ

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