タマネギと北海道

中央アジア発祥らしいタマネギ。

ヨーロッパへ渡り発展、

世界中で食されている。

日本でも明治期から栽培開始。

中でも北海道は日本産タマネギの

約6割を占めるタマネギの大産地。

そこらへんを軽く紹介。

名物一覧での現在地
北海道の名物農産物根菜類タマネギ

タマネギ?

野菜の一種。

丸っこい形で上にトンガリがある。

外の皮は茶色くパリパリ。

薄いのもある。赤いのも見かける。

なんというか、くさい。

みじん切りにすると涙が出る。

生だとシャキシャキ、辛い。

あんまり辛くないのもある。

火を通すと甘みが出るし、

かなり柔らかくなる。

メイン食材にはなりにくいが、

使い勝手はイイ。

そんなイメージのタマネギ。

タマネギ!

タマネギは、ネギ属の植物で、

ネギの仲間の野菜。

大きなグループとして、タマネギの他、

ネギ、リーキ(西洋ネギ)、ワケギ、

ニラ、ノビル、アサツキ、

ニンニク、ギョウジャニンニク、

ラッキョウ、などが含まれる。

地中で栄養を蓄えた

鱗茎(りんけい)を食用とする。

鱗状というか年輪のように、

いくつもの層になっている。

タマネギは、根の部分が小さく、

茎とされる部分も根の上部1cmほど。

残りの大部分は葉とされる。

食用にするのは葉・茎の部分。

なので、分類上は根菜ではなく、

葉茎菜の一つとされる。

ここのサイトでは最初、

根菜だと思っていたため、

根菜のカテゴリーに入っている。

直すのも面倒だし、

まー根菜のままでいいや。

品種

大きく分けて3つ。

黄色系品種、白系品種、赤系品種。

黄色系は茶色い皮がぱりっとした

おなじみのタマネギ。

春に収穫される新タマネギも

黄色系の品種の早出しもの。

白系は外皮が薄く、

みずみずしい感じのタマネギ。

春の新タマネギとしても出回る。

辛みが少なく、サラダに向く。

赤系は皮が赤紫の品種。

赤タマネギ・紫タマネギと呼ばれる。

辛みや臭みが少なめで、

サラダやマリネにされることが多い。

いろどりも良い。

保存性

黄色系のタマネギは、

乾燥させることで保存性アップ。

保存するときは、

冷暗所に置いておけばいい。

白系は水分が多く、保存が難しい。

収穫後は早めに出荷される。

買って来たら、冷蔵庫に入れ、

早めに使い切ろう。

茶色いタマネギは

その保存性の高さから

軍隊や航海時の食料として活躍。

同様に保存に向くジャガイモや

ニンジンなども一緒に運ばれた。

ジャガイモ・ニンジン・タマネギ、

といえばカレー。

海軍発祥ともいわれるカレー、

その誕生は必然のものだった。

多分。

栽培

涼しめのところでの栽培に向き、

寒さに強いが、暑さには弱い。

収穫期の雨にも注意が必要。

鱗茎が結球するために必要な

日の長さによっても分けられ、

短日・中日・長日、とタイプがある。

また、栽培する地域の気候により、

春に栽培が始まる「春まき」と

秋スタートの「秋まき」に分かれる。

タマネギを栽培するときは、

その土地にマッチした品種を

選ぶ必要がある。

種から苗を育て、地上に

1mほど葉が伸びて、花が咲く。

小さい花がいくつも集まり、

ふわっとした球状の花となる。

地中では鱗茎が栄養を蓄え成長。

地上部分の葉・花が倒れる。

根っこを切り、土から抜き、

葉が枯れるのを待ち、

着色が進んだら収穫。

葉が元気なうちに収穫する、

葉タマネギというタイプもある。

花からは種が取れ、

これも香辛料に使われたりする。

病気・害虫

タマネギは連作障害も少なめで、

かなり栽培しやすい野菜。

とはいえ、基本湿った土の中、

病気にも結構かかるので、

輪作の導入やしっかりとした

土壌水分の管理による、

病気予防が大事。

かかる病気は、

乾腐病、軟腐病、苗立枯れ病、

べと病、さび病、黒カビ病、など。

ほかにも色々。

タマネギに影響のある害虫は

少なめな感じ。

ネギアザミウマ、タマネギバエ、

ネギコガ、ヨトウムシ、アブラムシ、

などが挙げられる。

タマネギを食べる

メインよりも脇役タイプなタマネギ。

特筆される栄養素は無い感じ。

食べる効果としては、血液が

サラサラになったりするらしい。

生の状態のタマネギを

みじん切りなどをすると涙が出る。

原理はよくわからん。

生のネギくささの原因は、

有機硫黄化合物。腐敗系な臭い。

生のタマネギを食べ過ぎると、

オナラが臭くなるので注意。

刺激も強く、消化系への負担も

大きくなってしまうので、適量を。

生のタマネギが持つ酵素は、

お肉を柔らかくする効果があり、

すりおろしたタマネギにお肉を

漬けておくと、かなり柔らかくなる。

サラダなどにする場合、

スライスした後に水にさらすのも良い。

加熱することで辛みは抑えられ、

甘さ・旨みが前面に出てくる。

また、シャキシャキから

甘くて柔らかな食感に変化する。

時間をかけて炒めると

ほとんど原型がなくなる。

油を使った料理や煮込み料理に向く。

ペットに食べさせると、中毒を

起こしたりするので注意が必要。

タマネギを使った料理

<すりおろし>

お肉を漬けて柔らかくする。

シャリアピンステーキが有名。

漬けた後はタレ・ソース作りに使える。

ドレッシングに混ぜたり、

水気を絞り大根おろし代わりにも。

<みじん切り>

ドレッシングやタルタルソースに

入れると食感のアクセントになる。

見た目もキレイなので

料理の付け合わせにすると

オシャレになったりする、かも。

ハンバーグや肉団子などにも使う。

<短冊切り・細切り 生>

サラダの具になる。

新タマネギはそのままで、

茶色のタマネギは水に

さらしてから使うと食べやすい。

お酢との相性も良く、

マリネで食べられることが多い。

お肉やお魚、イカ・タコ・貝など

動物性の食材ともマッチする。

<短冊切り・細切り 加熱>

野菜炒めやナポリタンで活躍する。

火を通し過ぎるとべちゃつくので

食感が残るように炒めたい。

肉を柔らかくするので、

牛丼の具として煮込まれる。

カツ丼や親子丼でも使われる。

じっくり炒めて水分を飛ばしたものは、

カレーのベースとなる。

<油で揚げる>

輪切りにしたものを揚げると

簡単オニオンリングフライ。

フライドポテトと一緒に。

垂直にいくつか切れ目を入れ、

根っこの部分を残して

まるごと揚げると、鱗茎が開き、

蓮の花のようになる。おしゃれ。

<煮込む>

煮物との相性もいい。

ばらけやすいので根元を残すか、

あきらめるといい。

シチューやカレーの具にもなる。

オニオンスープも定番の料理方法。

トマトソースやグラタンにも入る。

歴史とか

原産地は中央アジア、らしい。

中国の西、インドの北あたり?

原種は見つかってないので何とも。

かなり古くから食用にされていて、

ピラミッドを作るときにも配られたとか。

西アジアやヨーロッパに広まり、

辛味系・甘味系と発展、

アメリカ大陸へも渡った。

世界的な生産量は6,500万トン。

中国・インドでの生産量が多く、

2国で約半分を生産している。

他には、アメリカ・ロシア・イラン・

エジプト・トルコ・パキスタンなど。

日本とタマネギ

江戸時代には日本にやってきたが、

食用として認知されたのは最近。

明治に入り、北海道で栽培が始まり、

品種や栽培ノウハウを蓄え、

今では日本各地で育てられる。

日本で生産されるタマネギは、

全体でだいたい110万トンほど。

そのうち60万トン、半分以上を

作っているのが、北海道。

他では、佐賀県が16万トン、

兵庫県が9万トン、

愛知県・長崎県が3万トン、と続く。

収穫・出荷の時期も地域により違う。

北海道では、秋に収穫し、

翌年の春まで出荷される。

黄色タイプが多い。

4月ごろから愛知県などの

タマネギが出回り始める。

白系タイプや黄系の早生種など。

新タマネギのあとに、

九州産のタマネギが続く。

品種も色々あり、春から秋まで

出荷が続けられる。

こんな感じで、日本国内産地から

年間を通して、タマネギが供給される。

日本に定着した品種は、

イエロー・グローブ・ダンバース

→札幌黄・秋まき・黄系、

イエロー・ダンバース

→泉州黄・春まき・黄系、

ブラン・アチーフ・ド・パリ

→愛知白・春まき・白系、など。

現在はこれらの品種を改良した

タマネギが栽培されている。

赤タマネギでは、

神奈川県の湘南レッドや

北海道のサラサラレッド、などがある。

北海道とタマネギ

北海道は、日本での

食用タマネギ生産が

スタートした場所。

明治の初め、札幌農学校で

栽培を研究し始め、札幌市内で

農家による栽培も始まる。

現在は北海道の広い土地を

存分に活用したタマネギづくりが

各地で行われている。

流れ的には、

まだ雪の残る3月頃に

ビニールハウスで苗を育て、

5月頃にその苗を畑に植える。

初夏にぐんぐん成長し、

秋には収穫が行われる。

収穫後に乾燥させたら出荷。

早いもので8月頃から出荷が始まり、

冬を越え、翌年4月ごろまで

長い期間にわたり出荷される。

道内の産地

日本産タマネギの6割を占める

北海道産のタマネギ。

道内のエリア別では、

オホーツクエリアが抜きん出ている。

その割合は半分以上。

だいたい全体で60万トン中

32万トンぐらい、な感じ。

日本全体でも110万トンくらいなので、

オホーツクエリア産だけで、

4分の1くらいを占めている状態。

場所的には、オホーツクエリアの

南東側、北見市周辺がすごい。

北見市は日本一のタマネギ産地。

ここだけで15万トンも生産している。

お隣の訓子府町も7万トンと、

一帯ですんごい量を出荷している。

他に、美幌町、湧別町、津別町など。

次に多いエリアが上川エリア。

富良野市や中富良野町で

たくさんのタマネギを生産。

エリア全体で12万トンほど。

広いタマネギ畑に咲く花は、

観光面でも力を発揮している。

その次が空知エリア。

岩見沢市での生産が多く、

栗山町や長沼町でも生産。

だいたい8万トンぐらいの生産量。

十勝エリアや石狩エリア、

後志エリア、胆振エリアでも

作られている。

さいごに

かなりテキトーなので、

詳しく知りたい方は、色々なサイトを

見て回ってくださいませ。

外部リンク

タマネギ

wikipediaのページ

野菜図鑑 タマネギ

農畜産業振興機構での紹介

タマネギ

ホクレンでの紹介ページ

Google 検索

「タマネギ」

「タマネギ 品種」

「タマネギ 栽培」

「タマネギ 病気」

「タマネギ 料理」

「タマネギ 北海道」

名物一覧での現在地
北海道の名物農産物根菜類タマネギ

タグ: ,