ダイコンと日本

日本的な食材の一つ、ダイコン。

生まれは地中海の辺りで、

アジアを横断し日本へと到達。

各地で栽培され食文化の一つに。

冬が旬の食材とされるが、今は

産地を替え年中出回っている。

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ダイコン

大根(だいこん)

大きい根で大根。

その大きさや長さ、形も色々。

日本ではもっぱら白だが、

種類によっては赤・紫・黄・緑・黒など

多彩な色のダイコンがある。

砂糖の原料となるテンサイ(甜菜)は、

見た目から砂糖大根とも呼ばれるが、

ダイコンの仲間ではない。

ダイコンの生まれと広がり

生まれは地中海・中東の辺りらしい。

オリジナルはよく分かってない。

大昔から食用にされてきた。

ピラミッドを作るときにも

配布されていたとか。

東西へ伝播、細分化が進んだ。

伝わった方向により、

ヨーロッパ系統やネパール系統、

中国の複数系統などに分かれる。

各地へ広がったダイコンだが、

世界的には食べ物としては

あんまり普及していない。

カブの方が有名だったりする。

世界的にはメジャーでない野菜の

ダイコンだが、日本だけは別。

日本とダイコン

ダイコンは、日本にある

いろいろな野菜の中でも

トップクラスの生産量・消費量を誇る。

他の国ではほとんど作られないため、

世界の9割を日本が作り、

そして食べているとも言われる。

日本へは弥生時代に到着。

西暦が始まるあたり。

系統的には中国南方系統らしい。

日本国内の各地に食用として広まる。

その土地の土壌や気候により

味や形の異なる独自の変化を遂げ、

その地域の食文化に根付いた。

○○大根というように、

地名が付いたものが多いのも特徴。

その地域で安定して育つ品種が

そこのダイコンとして育てられてきた。

地域の風土の影響を受けるため、

A地区に根付いたダイコンを

離れたB地区に持ち込み育てても、

A地区のものとは味や形が

異なったものになったりする。

冬前に収穫し、保存することで

冬場の貴重な野菜類として活躍。

乾物・漬物を中心に加工品も

色々と考えられ、作られてきた。

収穫量が多く保存もきくため、

江戸時代にはお米と並び、

重要な食材として広く栽培された。

ダイコンの葉の部分も

冬野菜として重要視されていた。

スズシロ(清白)とも呼ばれ、

正月明けに食べる春の七草の一つに

数えられてきた。

昔とは食生活の変わった現代でも

色々なダイコン料理が作られ、

ものすごい量が消費される。

日本での産地

日本全国で栽培されていて、

その総生産量は150万トンほど。

北海道、千葉県、青森県、

宮崎県、鹿児島県、神奈川県などが

主な産地として挙げられる。

北海道がトップだが、そこまで

突出した割合ではない。

市町村別では、神奈川県三浦市が

トップ産地となっている。

栽培地域により、出荷時期も違う。

色々な地域から出荷されることで、

一年中ダイコンが出回る。

一本一本が大きく重めなため、

農家にとっては収穫が大変。

高齢化もありますし。あと、安い。

そのため栽培面積・収穫量が

年々落ちてきている。

日本での旬

涼しい気候を好むダイコン。

トウ立ち・開花の心配がない秋冬が

栽培・収穫には適した時期。

なので旬は10月~2月ぐらい。

涼しい所だと夏も出荷可能。

量的にも秋冬ダイコンが7割を占め、

春夏が残り、といった感じ。

ダイコンの味わいとしては、

春夏は辛め・秋冬は甘め、の傾向。

初夏~秋は北海道等の涼しい産地、

寒くなってくると本州や西日本、と

一年を通して市場に出回る。

白から青へ

日本での主流は、各地で作られる

個性豊かな白首大根たちだった。

場所により青首タイプや赤首タイプも

育てられていた。

また、突出した品種は無く、

地域により色々ある感じだった。

しかし、1970年代に登場した

青首宮重大根により状況は一変。

栽培・出荷向きのダイコンで、

全国に一気に普及。

今では市場流通のほぼすべてが

青首大根な感じ。

各地で作られてきた品種も

地場野菜として栽培が続く。

伝統料理や漬物原料として

使われることが多い。

外部リンク

ダイコン – Wikipedia

ダイコンについて色々

作況調査(野菜):農林水産省

ダイコンなどの統計

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