カブと日本

大昔から栽培されてきたカブ。

生まれはかなり西方。アジア系と

ヨーロッパ系に分かれ、日本では

どちらも栽培されている。

仲間の野菜もたくさんある。

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カブの生まれと広まり

カブは、地中海・中東や中央アジアが

原産とされる野菜。

農業にあまり適さないような場所でも

育ってくれるので、寒冷地などを

中心に栽培が広まっていく。

それぞれ近場のヨーロッパや

アジア方面など各地へ伝播。

アジア方面の広がりがよく、

紀元前数百年前にはすでに

中国あたりまで知られる存在だった。

漢や三国志の時代より前。

ヨーロッパでも古代ギリシャで

知られてはいたようだが、

あまり広まった風ではない。

16世紀ごろから栽培が本格化、

ノーフォーク農業に組み込まれ、

農業革命の重要な部分を担った。

ここでは主に飼料用として。

日本へもかなり古い時代に

伝わってきた。

カブ、日本へ

カブが日本へやってきたのは、

西暦が始まるころ、弥生時代らしい。

ダイコンも一緒な頃に来た模様。

中国経由でアジア系が

西日本へと伝来。

ユーラシア北部~シベリア経由で

ヨーロッパ系も東日本へと伝来。

日本でもかなり古くから

大きな根も葉も食べられる

野菜として栽培が行われてきた。

長年にわたる栽培の中で、

食用に選抜も行われたのだろう。

各地で少しずつ違った品種が定着。

根に特徴があるだけものでなく、

葉をメインとするものへも枝わかれし、

色々な野菜のベースとなった。

今でもなかなかの量が作られ、

小さめのカブを中心に出回っている。

カブ仲間の葉野菜も含めていいなら、

ものすごい量になる。

現代の野菜部門を支える存在。

植物として

カブはアブラナ科の野菜で、

その下のアブラナ属に区分される。

アブラナ属には多くの野菜が含まれ、

ノザワナ、コマツナ、ミズナ、

ハクサイ、チンゲンサイ、

キャベツ、ブロッコリー、タカナ、

などなど有名野菜がたくさん。

アブラナ科全体だとかなりの

野菜や植物が含まれている。

属違いでダイコンやワサビ、

西洋ワサビなども仲間。

アブラナの仲間に共通するのが辛み。

からし油を細胞に持っていて、

傷つくと辛み成分に化学変化する。

辛みの強弱はバラバラ。

交雑がしやすい植物なので、

品種改良がしやすく、

色々な野菜が作られてきた。

見た目から○○カブと呼ばれる

野菜も多いが、植物的には

全然違う場合が多い。

カブとダイコン

よく似た野菜、カブとダイコン。

地中の大きな白い根、

地上部の大きな緑の葉。

植物的にもアブラナ科の仲間で、

かなり近い存在ではあるが、

科の下の属が違う。

属が違うので、近くで栽培・採種しても

カブとダイコンで混ざったりは

しないらしい。

根の部分といわれる部分も

厳密には違う。

カブは胚軸が大きく、根は先っちょ。

ダイコンの場合、胚軸と根が

どちらも大きくなる。

ダイコンにあるヒゲ根が

カブには無いので、見分けに使う。

食材としても違う。

ダイコンは、生でサクサク、

煮崩れしにくい、辛み強め。

カブは、生でボリボリ、

煮崩れしやすい、甘み強め。な感じ。

香りもかなり違う。

冬場の重要な野菜、

という共通点を持っていたが、

立ち位置がちょっと違う感じもする。

ダイコンは、その大きさや保存性、

使い勝手の良さから、

長期的なベースとなる食料。

カブはどちらかというと

フレッシュ野菜として、な気がする。

ダイコンは漬物が多い、という

かなりしょぼい理由づけですが。

一応、カブも漬け物があるし、

干すことで長期保存もできる。

外部リンク

カブ – Wikipedia

カブについて色々

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