宗谷黒牛(北海道)

宗谷黒牛(そうや-くろうし)

北海道稚内市宗谷岬牧場で生産される、日本最北のブランド牛。
「稚内ブランド」の一角を担う。

概要

日本最北端の宗谷岬のすぐ近くにある宗谷岬牧場
オホーツク海を臨む、周氷河地形(寒冷地に見られる緩い凸凹した丘陵)で有名な宗谷丘陵にある牧場で生産されるのが「宗谷黒牛」。
行き届いた管理と広々とした牧場、海風のミネラルを宿した牧草、涼しくすごしやすい環境。
この牧場で育てられた宗谷黒牛は、「甘みのある脂と適度なサシ、肉質柔らかでありながら濃厚な赤身の旨さも併せ持つ」との評判。

こだわり

生産対象となる品種は、独自の生産基準に基づく黒毛和種・アンガス種・乳用牛およびこれらの交雑種。
飼料は無科学肥料・有機堆肥を使用した自家産牧草(循環型飼育に取り組み牛の排泄物は有機堆肥にし、しっかり牧草に利用)、非遺伝子組替トウモロコシ原料の指定飼料を使用する、などのこだわりを持っている。
生産基準、敷料採用基準、飼料給与マニュアルなどを細かく定め育成に臨んでおり、平成12年には全農安心システムの第一号認定も受けた。

ブランドの定義

  • 品種:黒毛和種・肉専用種・交雑種
  • 出生地:-
  • 肥育地域:稚内市宗谷岬
  • 肥育期間:月齢28ヶ月前後
  • 飼料基準:自家産牧草・指定配合飼料
  • 格付基準:肉質等級2以上

流通・販売

年間出荷頭数は1,200頭前後。
首都圏のスーパーを中心に流通している。
地元稚内では、定番の焼肉・ハンバーグのほか、寿司での提供もある。
宗谷岬牧場の独自品としては「北の黒牛ハンバーグ」の販売も行う。

近隣の名物紹介

宗谷岬

「日本最北端の地」の碑があることで有名。
ほかにも「日本最北端の○○」が数多く存在する。
天候に恵まれると、対岸の樺太・西能登呂岬(ロシア/サハリン州/クリリオン岬)を目にすることが出来る。
なだらかな丘陵地帯と広々とした大海原を見ながら岬へと向かうのが定番の観光ルート。

稚内

漁業で繁栄した日本最北の街。
現在は漁業に加え、観光業にも力を入れている。
宗谷岬、宗谷丘陵(北海道遺産)、利尻礼文サロベツ国立公園、稚内公園、稚内温泉、ノシャップ寒流水族館などの観光資源を持つ。
年間を通し風が強いことから風力発電も盛ん。

稚内ブランド

稚内で生まれた農畜産物や水産物、それらを生かした加工品などの産品を「稚内ブランド」として認定。
広く国内外へ発信し、稚内の知名度向上を目指す。

原材料・素材6品、加工品20品が認定を受けている。

外部リンク

 

 

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