北海道のハスカップ

北海道なフルーツ、ハスカップ。

よくお菓子などに使われている。

苫小牧周辺に自生地が広がり、

不老長寿の実として知られていた。

現在は移植・生産され、主に

加工品として出回っている。

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ハスカップ?

ちっちゃく紫なフルーツ、ハスカップ。

カタカナだが西洋の名前ではなく、

由来は、アイヌ語のハシカプ。

枝の表面になるもの、な意味らしい。

ハスカップは北海道だけに

生えている植物ではなく、ロシア東部・

中国東北部・オホーツク海周辺と

広めに分布している植物。

日本の本州でも高山植物として自生。

寒めで高めな植物。

北海道でも高山や湿原などに自生。

特に広域に自生していたのが、

札幌の南・苫小牧などのある

太平洋岸の平野部、

いわゆる勇払原野と呼ばれる所。

昔は自生するハスカップの実を採取し、

生食や保存食として活用してきた。

「ゆのみ」とも呼ばれる。

港や工業地帯、住宅地が作られ、

ハスカップの自生地は減っていった。

現在の自生地は勇払原野でも

ほんの一部が残るのみ。

しかし、有用な農作物として、

周辺各地に移植が行われ、

生産がなされている。

生産物としては、1970年代に

千歳市でハスカップを

農作物として作り始め、

1980年代には苫小牧市や厚真町でも

移植と生産が行われるようになった。

空知エリアの美唄市でも

移植されたハスカップで生産スタート。

価格との兼ね合いで生産量に増減は

あるが、まあまあ堅調な生産が続く。

産地

国内のハスカップ産地は北海道だけ。

道内全体での生産量が120トンほど。

主な産地は、

美唄市 40トン

千歳市 20トン

厚真町 16トン

上富良野町・新得町 計10トン

他各地分 計35トン

といった感じ。

品種改良や栽培技術の進歩で

もっと増えていくかも。

需要とのバランスもあるけど。

花が咲いて実ができる

ハスカップは幹が無く、枝が地面から

たくさん生えるタイプの落葉低木。

高さは2mぐらいまで、と小さめ。

元が高山系だからですかね。

見た目はわさわさとした印象。

生垣になりそうな感じ。

五月ごろに開花。

黄色っぽい小さな花が咲く。

下向きの筒状でちょっとふんわり。

受粉を経て、7月に小さな実を付ける。

かなり小さく、1cmから2cm弱ほどで、

一個あたり1gいかないくらい。

色は紫で、プルーンを小さくしたような、

ブルーベリーにも似るような、

といった見た目。

よく見ると、その実の形はさまざま。

丸みが強かったり、細長かったり。

移植元の違いや

現在の畑の状態などで

形が変わるんかしらね。

より生産性の高い実が得られるよう、

品種改良も行われている。

やさしく収穫

ハスカップの収穫時期は、

7月を中心に約一か月ほど。

とても小さいうえ、皮が薄いので、

傷まないようソフトな収穫が行われる。

ゴッソリと機械収穫、

というのは難しそう。

ハスカップの実は、保存に弱い。

皮も薄いし、常温で放っておくと、

柔らかくなり液状化してしまう。

なので収穫したらすぐ食べるか、

加工するか、が基本となる。

ジャムを中心に

すぐに加工過程へと入る。

産地の近くだとスーパーなどに、

生のハスカップが売られたりもするが、

本州など遠方への出荷は困難。

加工されたもののほか、急速冷凍で

移動に耐えられるようにしたものも、

流通している模様。

続いて、食べ方や加工などを紹介。

生ハスカップを食べる

ハスカップの実は1cmほど。

ちっちゃいプルーンとかそんな感じ。

画像検索してくださいな。

豆ぐらいの大きさで、ぷよぷよ。

つまんでエイっとすれば、ぷちっ!となる。

中の果肉は透明感がある。

ブドウと似たような感じ。

果肉の中心に種が入っている。

ハスカップに含まれる栄養は、

ビタミンC・カルシウム・鉄分・ 

ポリフェノール・アントシアニン、など。

なんだか老化防止とか美容とかに

効きそうなラインナップ。

んなもんで、

郷土フルーツとしての利用に加え、

機能性食品としても注目されている。

皮は薄く、そのまま食べられる。

食べると甘酸っぱい。甘みは少なめ。

野生のものは、ほぼ酸味のみ、

になるらしい。

土の栄養に影響されるんかね。

生のハスカップを食べるなら、

そのまま食べるか、

砂糖かけてもOK。

夏季休暇シーズンの少し手前が旬。

訪れる機会があったら、

生のハスカップに挑戦してもらいたい。

メインは加工品

保存の難しい生ハスカップ。

なんとか後でも食べられるように、と

色々加工が行われてきた。

昔は砂糖漬けや塩漬けなどもされた。

加工品にすると、

皮から出る紫の色味が強い。

定番がジャム。

鮮度の高いうちに煮込み、

長期保存に耐えられるようにする。

主な加工品を上げると、

ジャム、シロップ、スムージー、ソース、

リキュール、お酢、塩漬け、ピクルス、

マヨネーズ、など。

やろうと思えば、何でも出来る。

さらにそれを使って、ゼリーやパイ、

ケーキやおもちなども作られている。

お酒に活用したものもあるとか。

ハスカップ系のお菓子やお土産は、

北海道らしいものとして

いろいろ作られている。

ハスカップなお菓子

ハスカップジュエリー

(千歳市・もりもと)

ジャムをクッキーでサンド、

チョコ縁取りしたやつ。

よいとまけ

(苫小牧市・三星)

これでもか、と塗られたロールケーキ。

食べづらさが有名。

ジュースやゼリー、

羊かんなども作られる。

空港などで探してみよう。

その他

大きな産地となっている、

厚真町と美唄市では、

7月頃にハスカップ狩りが出来る。

ジャムなどへの加工体験が

可能なところも。

ハスカップは、苫小牧市の「市の花」。

苫小牧市のキャラ「とまちょっぷ」の

「ぷ」は、ハスカップの「プ」。

キャラの首飾りになっている。

外部リンク

ハスカップコーナー

胆振総合振興局の紹介ページ

厚真観光協会オフィシャルウェブサイト

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